囲碁はシニア生活の宝物

 

日曜日の午後は囲碁一色

 現在シニア生活に入って、毎週日曜日の午後は近くの公民館の囲碁サークルで楽しんでいます。いつも3時間くらいで4局打って、4時ごろ家に帰って録画しておいたNHKの囲碁トーナメントを見ます。プロ同士の勝負は面白く、勉強にもなるので毎週ほとんど欠かすことはありません。毎週日曜日がくるのが楽しみです。

 

囲碁との出会い

 就職後、20代半ばになって職場の同僚から教えてもらい、はじめて囲碁を打ちまし

た。それ以来数十年、今では囲碁は自分にとって大切な宝物になっています。

 

囲碁の魅力

囲碁は陣地の広さを競うゲームで、ルールは単純です。しかし、勝つためには序盤、

 中盤、終盤で色々な戦法があり、それらを駆使する必要があります。その過程がたま

 らなく面白いのです。

・頭の体操になります。将棋に詰将棋があるように、囲碁にも詰碁があります。石の生

 き死に関する問題を解くだけでけっこう頭を使います。自分は朝昼晩に1問ずつ、最

 低1日3問は解くことを日課にしています。シニアのボケ防止にはもってこいです。

・人との交流が容易です。囲碁が打てれば、初対面の人とでも対局を楽しむことができ

 ます。そして簡単な会話もできます。

・経済的な負担はそれほど大きくありません。公民館の囲碁サークルでは、年会費は

 3000円以下だと思います。

・プロの有名な棋戦(棋聖戦名人戦本因坊戦など)を、スポーツ観戦と同じように

 You Tubeで楽しむことができます。

 

囲碁の勉強

 できれば50代のうちに勉強を始めれば、囲碁はシニアになってからの宝物になるこ

と間違いなしです。

・ルールを勉強する(ルールは簡単)

      日本棋院のホームページ

・戦い方を勉強する

・詰碁を解く

・本やインターネット、囲碁教室で勉強する

   現在では、インターネットを介してパソコンやスマホで無料の囲碁番組を視聴で

   きます。詰碁の問題も好きな時にスマホで簡単に取り組めます。

・サークルに入って実戦の経験を積む

・少し上達すると街の碁会所に行ってみる

 

おどろきの経験

 以前よく通っていた碁会所では、数ヵ月に1回クラス別の大会が行われていました。初段クラスに参加したとき、調子よく4連勝して決勝まで進み、決勝の相手は何と小学校四年生の小さな女の子でした。見事に負かされてしまい、囲碁はいつ頃始めたかと聞くと、2年前とのこと。その時のこちらの囲碁キャリアから考えて、子供の上達の速さには本当にかなわないなと思いました。